ロサンゼルス郡で増税案「Measure ER」 医療維持か負担増か、住民投票へ(5/27)

シェアする

【ロサンゼルス27日】ロサンゼルス郡で、6月2日の予備選挙を前に「Measure ER」と呼ばれる住民投票案件が注目を集めている。これは消費税を0.5%引き上げ、5年間にわたって医療や公共サービスの財源を確保するための提案である。

広告

背景には、郡内の医療体制のひっ迫がある。報道によると、すでに公立クリニックの一部が閉鎖されており、このままではさらなる医療サービスの縮小が懸念されている。Measure ERが可決されれば、年間約10億ドルの追加財源が見込まれ、Medi-Cal(低所得者向け医療制度)の不足補填や病院・診療所の運営維持に充てられるという。

支持派は、連邦レベルの医療予算削減などを背景に「現場はすでに限界に近い」として、安定的な財源確保の必要性を訴えている。

一方で反対派は、増税が住民や小規模事業者の負担をさらに重くすると主張。また、税収の使い道が完全に特定目的に限定されない点について、透明性への懸念も示している。

生活コストの上昇や買い物の流出といった経済的影響も指摘されており、医療維持のための必要な措置なのか、それとも新たな負担増なのかが大きな争点となっている。

<関連記事>

ロサンゼルス市長選討論会 バス市長・ラマン氏・スペンサー・プラット氏が激論 主要争点は治安とホームレス対策

米グリーンカード申請は「母国で」導入へ 非移民ビザ保持者に大転換、数十万人に影響か

アメリカで帰化市民の“市民権剥奪”が加速 日本人の永住権取得や二重国籍にも影響か

アメリカのビザ取得がさらに厳格化 面接での回答が重要に

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. 週末の海で何が起きた? LAライフガードが1500人以上を救助 夏のビーチに潜む危険(7/27)
  2. サウスベイのマッサージ店を一斉捜査 160ドルのおとり捜査で女性を摘発、背後に人身売買か(7/27)
  3. 旅行者が出ていかない…ハモサビーチのAirbnb騒動、“30日ルール”の落とし穴(7/24)
  4. サルモネラ感染、17州で98人発症 回収卵160万カートンが関連か 原因調査続く(7/27)
  5. サンタクラリタで流行中のTikTok「ドア蹴り」トレンドを受け、「実際には犯罪」とシェリフ局が警告(7/24)
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。