FAAが飛行制限を解除、定期便の運航再開 政府閉鎖解除で正常化へ(11/17)

 【ロサンゼルス16日】米連邦航空局(FAA)は16日、米国史上最長の政府閉鎖中に国内40の主要空港で課されていた民間航空便の運航制限をすべて解除すると発表した。
 同局によると、航空会社は米国東部標準時間17日午前6時から通常のフライトスケジュールを再開する。
 この発表は、ショーン・P・ダフィー運輸長官とブライアン・ベッドフォードFAA長官による共同声明でなされた。
 航空管制施設の職員不足が深刻化する中、安全上の懸念を理由にFAAは前例のない航空交通制限命令を発令し、11月7日から実施され、全米で数千便に影響を及ぼしていた。
 影響を受けた空港にはロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、アトランタの大規模ハブ空港が含まれる。
 便数削減は当初4%から始まり、6%まで拡大したが、FAAは14日に制限を3%に引き下げた。これは12日に記録的な43日間の閉鎖が終了して以降、航空管制官の人員配置が継続的に改善されたため。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。