SCE社がイートン・ファイヤーの被災者に補償金プログラムを開始(10/31)

【ロサンゼルス29日】「サザンカリフォルニア・エディソン(SCE)社」は29日、イートン・ファイヤーの被災者を対象にした補償金プログラムをスタートさせた。
 このプログララムに参加し補償金を受け取るには、被災者は、SCE社を相手取り今後訴訟を起こさない、または現在進行中の訴訟を続けないことに合意する必要がある。
 現時点でSCE社はこの山火事の責任を認めておらず、この補償プログラムが罪を認めるものではないとも述べている。
 SCE社は、この補償プログラムの対象となる被災地の地図を公開した。申請者は、申し込みから90日以内にSCE社からの和解案を受け取る流れだが、最初の補償金内容に不満足な場合、申請者は火事による損失内容のさらなる詳細を提出することが可能。しかし、このプロセスには9ヶ月かかる可能性があり、このプロセスの結果、最初の補償額より多い金額を受け取れる補償はないという。
 被災した土地をすでに売却した人も補償金受け取りに申し込めるが、SCE社からの補償額は減る。
 被災者はまた、被害額を独自にあるいは弁護士を通じてクレイムすることができ、この場合、SCE社は和解案の訴訟費用に10%を追加する。
 SCE社が発表したサンプルによると、被災したのが4人家族(大人2人と子供2人)で広さ1,500平方フィートの家を失くした場合の補償金額は$2.058Mで、これは、家族がまだこの土地を所有しており今後家を再建する計画があり、独自に弁護士にクレイムをファイル済みの場合のケースとなる。
 詳しくはSCE社のウェブサイトで、compensation program

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