【サンディエゴ13日】サンディエゴ動物園で土曜日、10歳のニシローランドゴリラが来場者に向かって突進し、保護ガラスを破壊した。
動物園の声明によると、ゴリラの森の生息地で、10歳のデニーが、ゴリラと来園者を隔てる3層の強化ガラスのうち1枚を突き破った。敷地内にはもう1頭のゴリラもいた。
動物園の発表によると、デニーに怪我はなく、2頭のゴリラは、ガラスの交換が完了するまで、園内の他の場所で保護されている。動物園関係者は、ガラスパネルは3層の保護層で構成されており、破損したのは1層のみで、来園者や職員にけが人はいなかったと述べた。
来園者の目撃情報によると、ガラスの亀裂は6フィートほどあったという。
ゴリラの一般公開は、現時点では明らかにされていない。
デニーのようなニシローランドゴリラは、中央アフリカの森林に生息する絶滅危惧種で、サンディエゴ動物園は、これらの霊長類とその生息地を保護するための保全活動に取り組んでいる。
※画像:2019年にサンディエゴ動物園が公開したゴリラのデニー
