LA郡の結婚許可料が倍近く引き上げに サービス実施コストの増加が原因(9/24)

【ロサンゼルス23日】ロサンゼルス郡参事会は23日、婚姻届手数料を最大160%引き上げることを可決した。郡が執り行う民事結婚式や証人サービスの料金も上昇する。この料金引き上げは可決から30日後に発効する見込み。特に低所得層の結婚件数が減る可能性を案じる声が出ている。

 婚姻記録を誰でも閲覧できる一般的な婚姻届の料金が91ドルから176ドルへ、93%の値上げとなる。また、現在85ドルの非公開婚姻届は220ドルへ、約160%の大幅値上げとなり、婚姻式手数料は35ドルから44ドルへ、証人サービスは20ドルから26ドルへそれぞれ値上げされる。

 ロサンゼルス郡書記官ディーン・ローガン氏が署名した理事会書簡によると、このような手数料の引き上げ決定は、登記記録官/郡書記官事務所の全サービス実施コストが増加したことを受けて行われた。

 この値上げで郡に500万ドル以上の追加収入が入る見通し。

 結婚許可証の平均料金は、サンディエゴ、オレンジ、リバーサイド、コントラコスタ、サンバナディーノ、サンフランシスコ、ベンチュラの各郡だと100ドル。非公開婚姻届の平均は107ドルになっている。

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