一酸化炭素中毒で6人が入院、フォンタナのアパートで 検知器の設置徹底を!(8/13)

【サンバナディーノ郡12日】フォンタナのアパートで11日朝、一酸化炭素中毒のために、子どもを含む6人が病院へ搬送される事故が起きた。

 サンバナディーノ郡消防当局によると、このアパートの一部から住民が避難し、病院へ搬送された人の中には心停止状態の人もいた。

 消防士が最初の患者を治療していた際、アパートの部屋にいた他の住民数名が、嘔吐、倦怠感、反応の鈍さ、意識レベルの異常など、一連の症状を示していたという。

 現場に派遣された危険物対応チームが空気のモニタリングを実施したところ、アパート内では危険なレベルの一酸化炭素が検出された。

 被害者の年齢は5歳から64歳までで、深刻度はさまざま。

 一酸化炭素漏れの原因は現在も調査中。一酸化炭素は無色無臭のガスで、致命的な危険を伴う。消防局はこの事故をきっかけに、家庭内で一酸化炭素検知器の設置を徹底させ、定期的なメンテナンスの重要性を呼びかけた。 

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