【ロサンゼルス18日】モンスーンによる湿気の増加により、ロサンゼルス郡とベンチュラ郡の山岳地帯では、雷雨の可能性がわずかながら高まっている。
国立気象局(NWS)によると、この地域ではモンスーンによる雷雨が発生する確率が15~30%で、嵐が発生した場合、特に山岳地帯とアンテロープ・バレーで局地的な洪水が発生する可能性があるほか、山火事を引き起こす可能性のある乾燥雷のリスクもあると警告している。
日中の気温上昇により大気の不安定性が高まるため、嵐が発生する可能性が最も高いのは金曜日の午後と夕方で、サンガブリエル山脈、アンテロープ・バレー、そしてベンチュラ郡の山岳地帯が、特に影響を受けやすい地域となる。NWSによると、嵐が近隣の丘陵地帯に流れ込む可能性もわずかながらあるという。
土曜日はロサンゼルス郡東部の山岳地帯で散発的な雷雨が発生する可能性があるが、ほとんどの地域では乾燥した天気が続き、気温はほぼ平年並み。日曜日も同様の天候が続き、嵐の可能性はさらに低くなる。
