ロサンゼルス郡の2025年ホームレス数が4%減少、2年連続(7/18)

【ロサンゼルス14日】「ロサンゼルス・ホームレス・サービス局(LAHSA)」は2025年のカウント結果を発表し、郡全体でホームレス状態にある人が4%減少したと報告した。この地域でホームレスの数が減少したのは今年で2年連続となる。

 今年のカウントは、山火事の影響で例年より1ヶ月遅れの218日から20日にかけて行われた。連邦政府からの資金援助を得て、数百人のボランティアがロサンゼルスの街に繰り出してホームレスの数をカウントした。

 郡全体では4%の減少だったが、ロサンゼルス市では3.4減少した。LAHSAは、ロサンゼルスのカレン・バス市長による「インサイド・セーフ・プログラム」や郡による「パスウェイ・ホーム」などの野宿者解決への努力や、その他の政策やプログラムがホームレスの減少に貢献していると評価している。

 「2025年ホームレス・カウント」によると、この地域でホームレス状態にある最大の民族グループはラテン系で、黒人の数も多い。

 2019年、郡内のホームレス人口は58,936人で、ロサンゼルス市は35,550人とその大半を占めた。ホームレス危機は2023年に最高潮に達し、LAHSAは郡内に75,518人のホームレスを記録し、そのうち46,260人が市内でカウントされた。2024年、郡内のホームレス数は75,312人(そのうち45,252人がロサンゼルス市内)でわずかに減少した。

 2025年には、郡内のホームレス数は72,308人に減少し、そのうち約43,669人がロサンゼルス市内でカウントされた。

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