移民強制捜査の影響受け、LAで複数のイベントが中止・延期の決断 El Serenoの独立記念日パレードも中止(6/30)

【ロサンゼルス28日】ICE(移民関税執行局)の取り締まりが続く中、ロサンゼルス郡のいくつかのコミュニティーが、住民の安全を理由に、予定されていた独立記念日と7月のイベントを中止または延期している。

 イベント中止を最初に決めたのは「El Sereno Bicentennial Committee」で、第66回独立記念日パレードの中止を20日にフェイスブックで発表。「私たちはコミュニティーとともにあり、参加者、観客、ボランティアの安全は常に最重要課題」と投稿した。実行委員会によれば、この祭典では通常、多数の地元団体、学校、エンターテイメント・グループ、そして1,200人以上の人々がパレードを行進する。しかし、多くの団体が今年のパレードへのエントリーを取りやめたため、最終的に委員会の決定に至った、と投稿は伝えている。

 ホームデポの駐車場、人気の屋台街、洗車場など、ロサンゼルスのあちこちで続いているICEの捜索は、住民の恐怖心をあおっている。

 現時点で分かっている、移民取り締まり活動のために延期またはキャンセルされた、以前に予定されていた他のイベントは以下の通り:

・ロサンゼルス市議会議員イサベル・ジュラド氏の事務所が主催するボイルハイツ、エル・セレーノ、リンカーンハイツ、ロサンゼルス北東部での74日の祭りは延期された。新しい日程は現時点では未定。

・キューダヒー市は、73日(木)に予定されていた独立記念日セレブレーションを延期した。

・ベルガーデンズ市はインスタグラムで、626日と710に予定されていた、ベルガーデンズ・ベテランズ・パークで開催される「2025サマーナイト」シリーズの2つの映画イベントの中止を発表した。

「移民強制捜査の影響受け、LAで複数のイベントが中止・延期の決断 El Serenoの独立記念日パレードも中止(6/30)」への2件のフィードバック

  1. これって移民強制捜査なの?不法移民だけでなく、全ての移民が対象なのかしら?

    1. 本来は不法移民の取り締まり
      がしかし、逸脱してしまっています

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