【ロサンゼルス17日】ICE(移民関税執行局)の移民取り締まりに対する市民の抗議活動が行われる中で起きた破壊行為や略奪行為を止めるために、10日からロサンゼルスのダウンタウン地区に出されていた夜間外出禁止令が17日に解除された。
カレン・バス市長は声明で、「犯罪防止と抑制に成功した」と外出禁止令解除の理由を述べた。
ロサンゼルス・ダウンタウン地区では10日に午後8時から午前6時までの外出禁止令が発出され、16日には午後10時から午前6時までに短縮されていた。対象範囲はフリーウェイ5号線、110号線、10号線に囲まれる約1平方マイルの地域で、リトル東京、チャイナタウン、ファッション・ディストリクト、ファイナンシャル・ディストリクトなどが含まれた。
バス市長はまた、「今日から外出禁止令を解除し、ワシントンからの混乱に迅速に対応し続けるとともに、必要であれば外出禁止令を再発出する用意がある」と述べた。最優先事項は、引き続きダウンタウン地区の安全、安定、支援を確保することだとした。