【ロサンゼルス10日】金曜日にロサンゼルスで行われた入国管理当局による捜査で、連邦捜査官に拘束された4人がすでにメキシコに送還されたことがわかった。
メキシコのフアン・ラモン・デ・ラ・フエンテ外務大臣は、月曜日の夜にこのニュースを確認し、クラウディア・シャインバウム大統領と協議した結果、領事ネットワークを活用し、法的支援をすることで、米国で脅威を感じている自国民の権利を守るため、法的および外交的手段を尽くすことを決定したと付け加えた。
同外務大臣によると強制送還された4人のうち、2人は自主送還、残りの2人は退去命令により送還されたと述べた。
また、外務大臣は、抗議活動参加者に対するシャインバウム大統領のメッセージを繰り返し、平和的なデモを行うよう求め、ロサンゼルスの路上での暴力行為を非難した。
メキシコ人情報支援センター(CIAM)は、ICE(移民税関捜査局)の捜査をめぐる懸念を軽減するために設立され、24時間年中無休で520-623-7874に電話することで連絡を受け付けている。
連邦移民当局は、これまでの捜査で拘束された人数を正確には明らかにしていないが、ロサンゼルスで拘束された6カ国出身の男性6人の氏名と写真を公開した。この6人には、暴力に関する犯罪歴があるとされている。