【ロサンゼルス9日】ロサンゼルスのダウンタウンでは、移民関税執行局(ICE)への抗議活動が市内を覆い、デモ参加者が法執行機関と衝突したり、ダウンタウンで車両に放火したりするなど、4日連続で緊張が高まっている。
月曜日、ロサンゼルスのダウンタウンにあるグロリア・モリーナ・グランドパークでは、数千人が集会を開き、公民権運動や労働運動の指導者たちが、金曜日に移民執行活動中に逮捕された労働組合指導者デビッド・フエルタ氏の連邦拘留からの釈放を要求した。
ダウンタウン上空から撮影されたAIR7の映像には、日曜日の抗議活動で混乱が生じた際に焼失した自動運転車「ウェイモ」の車両5台のフレームが映っていた。
ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏は、ドナルド・トランプ大統領が無法状態に対処するため2,000人の州兵を派遣したと述べた。しかし、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏は、トランプ大統領が「危機をあおり立てようとしている」と述べ、さらなる取り締まり、さらなる恐怖、さらなる規制を正当化するために混乱を期待している」と述べ、政権に派遣の撤回を求めた。
月曜日には、カリフォルニア州トゥエンティナイン・パームズから700人の海兵隊員もロサンゼルスへの支援に派遣されたことが発表された。