カリフォルニア含む9州で「August Egg Company」の卵170万個をリコール 79人がサルモネラ感染(6/9)

【ロサンゼルス8日】2月から5月にかけてカリフォルニアを含む9州の食料品店に流通した「August Egg Company」による茶色いケージフリー卵約170万個が、サルモネラ感染の疑いがあるとしてリコールされた。連邦保健当局が7日に発表した。

 CDC(米疾病対策センター)によると、7つの州で少なくとも79人がサルモネラ菌に感染し、21人が入院したという。

 リコール対象の卵が流通したのはアリゾナ、カリフォルニア、イリノイ、インディアナ、ネブラスカ、ニューメキシコ、ネバダ、ワシントン、ワイオミングの9州。CDCのウェブサイトによれば、リコールされた卵の工場コード番号はP-6562またはCA5330。

 サルモネラ感染の症状には、下痢、発熱、激しい嘔吐、脱水、胃けいれんなどがある。ほとんどの人は1週間以内に回復する。幼児や高齢者、免疫力が低下している人は重症化する可能性があり、入院が必要になることもある。

 CDCはリコールされた卵を捨てるか、購入した店に返品するよう勧告している。また、卵に接触したものは洗浄・消毒するようアドバイスしている。

 リコール対象の卵についての詳しい情報はCDCのウェブサイトでCDC’s website

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