6歳男児、公園の電気保管庫に触れて第三度の熱傷負う チノ市(5/21)

【チノ20日】チノ市の公園「ヘリテージ・パーク」でこのほど、6歳の男児が園内の電気保管庫に触れ、第三度の熱傷を負う事故が起きた。

 現場は公園内にあるスナック・スタンド近くの歩道。男児が倒れたのを見て最初に駆け寄ったアリソン・スコットさんは、男児を抱き上げ立たせようとしたが立つことができず、ただの転倒ではないことに気づいた、と回顧する。スコットさんはまた、男児を抱き上げたときに電流が自分にも伝わった感じがしたと話した。

 スコットさんによると、男児は胃に第三度の熱傷を負い、手術が必要だったというが、現在は回復に向かっている。

 チノ市のマシュー・ブラムレット広報担当は、何が起きたのかを調査中であり、早急に再発防止策を講じていると述べた。

 事故当時、電気保管庫にはカバーがかけられていたが、電流が何らかの形で少年に伝わってしまった可能性がある。現在は保管庫とそのふたを交換し、その周りのコンクリートケーシングも取り換えられ、”electrical”と太字で大きく危険を示す文字が書かれた。 

 この事故に伴い、チノ市内の27ヶ所の公園の電気保管庫の安全検査が実施され、公園利用者の安全確保へ必要な措置が講じられている。

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