珍しい「スマイリーフェイスムーン」が見られるの? SNSで話題(4/23)

【ロサンゼルス23日】珍しい「スマイリーフェイスムーン」が4月25日に見られると、ソーシャルメディアで話題になっている。

スマイリーフェイスムーンとは、2つの明るい「星」が笑顔の目を形成し、細い三日月が夜明け前の空にその笑顔のように見える現象。

天体観測の専門家はこの現象は起きにくく、黄色いスマイリーフェイスのステッカーのようには実際にはならないだろうと述べている。

NASAによると、4月24日の夜明けとともに空が暖かくなるにつれ、金星、土星、そして三日月が東の低い位置に集まるため、地平線がはっきり見える位置にいると水星が明るく見えて、空のかなり低い位置にあるのが見えるかもしれないという。

つまり、人々が「目」と呼んでいる明るい「星」は、実際には土星と金星という2つの惑星で、地平線近くに横たわっている三日月が「口」に見えることもある。

現実的には、4月25日の夜明け前には三日月が見られ、近くに2つの明るい惑星が見えるが、ソーシャルメディアで出回っているようなはっきりとしたスマイリーフェイスが見える確率はかなり低い。

4月25日の日の出約30分前、細い下弦の月が、輝く金星とはるかに暗い土星と三角形を形成し水星は地平線近くに位置するため、これらの星や月は見つけにくい。

4月24日日の出45分前の東の空を示す星図。金星、土星、三日月が空の低い位置に集まっている。地平線まで完全に見通せる場合は、水星も見えるかもしれない。

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