【サンペドロ・ベリーズ31日】NBCニュースによると、先月末、中央アメリカのユカタン半島にあるベリーズのサンペドロにあるリゾートホテルの部屋で3人の遺体が発見された。遺体の身元は米国出身の20代の女性で、この度死因が判明した。
3人は2月22日、ロイヤル・カハル・ビーチ・リゾートの一室で遺体で発見された。2日連続でドアをノックしても応答がないとハウスキーパーが管理者に報告した。
ベリーズの捜査官は、ワファエ・エル・アラーさん（26）、イマネ・マラーさん（24）、カウター・ナカドさん（23）と特定された女性の遺体が、アルコール、嘔吐物、グミとともに部屋で発見されたと報告した。
その後の検死報告では、女性たちの体内に違法薬物はなかったことが判明した。
2月26日、ベリーズの消防署長コリン・ジレット氏はベリーズのテレビ局に対し、一酸化炭素中毒は死因ではなかったと語った。しかし、NBCニュースによると、リゾートは一時的に閉鎖され、2度目の検査が命じられたという。
3月27日、ベリーズの国立科学捜査局の事務局長は地元報道機関に対し、女性3人全員が体内に致死量の一酸化炭素が検出されたことで死亡したと報告した。
一方、リゾートは3月19日にすでに営業を再開しており、声明では「ゲストの安全を確保するためにあらゆる手段を講じた」と述べ、「いずれの部屋でも一酸化炭素が危険なレベルに達したという兆候は見られなかった」とNBCは報じた。
3人の出身地であるマサチューセッツ州リビアの市長パトリック・M・キーフ・ジュニア氏は、この3人を「娘であり、友人であり、私たちの街の貢献者」と評したとNBCは以前にこの事件を報じた際に述べた。
女性たちの家族は捜査の公正さを懸念していると報じられている。マサチューセッツ州主任検死官事務所は、死因と死因を突き止めるために独自の検査を行う予定である。