【ロサンゼルス28日】国境で保護される、親が同伴していない子供の数が急増している事態を受け、一時的シェルターとしてロングビーチ市のコンベンションセンターに保護された移民の子供のうち、584人が米国内の家族かスポンサーと再会することができたことが分かった。同シェルターを運営する米保健社会福祉省(HHS)が28日に発表した。
同シェルターは、4月22日から移民の子供らの受け入れを始めた。HHSによると、まだ保護者らと再会できていない152人の子供が滞在している。子供らはここで、健康診断を受けたり、衣服や洗面道具、食べ物などを配給されている。
ロングビーチ市のコンベンションセンターには移民の子供ら約千人を一時的に保護するスペースがあり、17歳以下の女子と12歳以下の男子が保護されている。