「キークローナー」による車盗難が増加、サンフェルナンド・バレーで警察が注意呼びかけ(3/14)

【ロサンゼルス13日】サンフェルナンド・バレーで最近、リモートで車両のロック解除などを行うキーフォブに内蔵された情報を読み取りクローンキーを作り、車を盗む「キークローナー盗難」が増えており、警察当局が住民に注意を呼びかけている。

 この新種の盗難手口では、窃盗団は携帯電話やタブレットほどの大きさのアフターマーケット・デバイスを使い、キーフォブの信号を遠隔操作でスキャンし、クローンキーを素早く作成するという。同様の装置を使い、車のダッシュボードの下に差し込んで情報をダウンロードすることも可能で、窃盗犯はそれを使ってキーフォブをプログラムすることができるという。

 警察当局は住民ができる対策措置として、安全な場所への駐車や、通常駐車する場所に人感センサー付きライトや防犯カメラを設置すること、キーフォブを信号遮断ポーチに保管すること、GPS追跡装置を車内に設置すること、などを勧めている。また、セキュリティー・ソフトのアップデートがあるかどうかをディーラーに確認することも勧めている。

 犯罪を目撃した人は警察まで連絡するよう求めている。電話番号は (818) 238-3000。

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