マウント・バルディで行方不明だったハイカー2人を無事救助 1人が山腹から転落(3/4)

【ロサンゼルス3日】マウント・バルディで行方不明になっていた男性ハイカー2人が2日、捜索救助ボランティアにより無事に救出された。

 ハイカーは22歳と33歳の男性で、クカモンガ・ピークに向かうライトル・クリーク・エリアでハイキングに出かけたが、1人が山腹から転落。もう一人が救助しようとしたが、悪天候のために立ち往生してしまった。幸運なことに、彼らは2日の午後5時頃に911に助けを求めることができた。

 サンバナディーノ郡シェリフ局の捜索救助ボランティアは、凍結したコンディションの中、夜を徹して取り残された2人の男性を探し出すために歩き続けた。いっときは天候が回復するまで待たなければならなかった。

 救出された男性2人は天候と落下による重傷を負っっており、ヘリコプターで病院へ搬送された。

 サンバナディーノ郡シェリフ局は、マウント・バルディでのハイキングについて何度か警告を発し、悪天候時にはこの地域を訪れることを控えるようハイカーに勧告した。

 2023年1月には、捜索救助隊はマウント・バルディで少なくとも14回、行方不明になったハイカーらの救出へ出動。強風と凍結のため、英国人俳優ジュリアン・サンズさんを含む複数が犠牲になった。

 同局のウェストバレー捜索救助隊は、マウント・バルディの安全に関するヒントをまとめたウェブページを作成し(Mount Baldy)安全な行動を呼びかけている。

 

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