LAUSD、今学期で171回の空き巣や破壊被害 機器の交換や修理に数百万ドルの出費(11/26)

【ロサンゼルス25日】ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)のアルベルト・カルバロ教育長は25日、今学期が始まって以来、同区での空き巣や破壊行為が171件にのぼっていると報告した。

 カルバロ教育長がこの日会見を開いた「Wadsworth Avenue Elementary School」は、7月以来6回も盗難にあっている。その1件では、容疑者は24の教室を物色しながらドアを破損し、備品を盗んだ。学校区側は、鍵の交換と損害の修理に約11万5,000ドルかかると見積もっている。同校では現在、校内に警報装置とカメラを設置中。盗まれた品物のほとんどにはシリアルナンバーがあり、学校側が遠隔操作で機器を無効にできる機能がついているという。

 同区の学校ではその他、バスの触媒コンバーターや銅の盗難、学校の汚損、エアコンの破損など、破壊行為や強盗事件が相次いでいる。カルバロ教育長は、盗難にあった機器の交換や修理に、学校区は数百万ドルを費やしていると報告した。  

 

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