LAローカル・全米ニュース 新着ニュース 加州選挙、犯罪の罰則を強化する「提案36」が可決 LA郡地方検事は現職が落選(11/7) WeeklyLALALA 11/07/2024 コメントなし #政治#生活 【ロサンゼルス6日】5日に実施された選挙の開票作業が続く中、カリフォルニア州では6日午後、犯罪への罰則を強化する「提案36」が可決され、州刑務所の囚人への強制労働を禁じる「提案6」が否決された。 また、ロサンゼルス郡の地方検事選挙では、現職のジョージ・ガスコン地方検事に対し、法と秩序を守るキャンペーンを展開してきた元連邦検察官のネイサン・ホックマン候補が、23ポイントの大差をつけて勝利した。 犯罪やホームレス問題の深刻化が懸念される中、アラメダ郡のパメラ・プライス検事のリコールが有権者の3分の2近くで支持された。ベイエリアの進歩的な地方検事が任期を終える前に職を追われるのは、この3年間で2度目。 犯罪への罰則を強化する「提案36」は、有権者の70%から支持を得た。民主党派は、この法案によって強権的な麻薬戦争政策が復活し、多くの犯罪で刑期が長期化すると警告していた。「提案36」の可決は、州内をはじめ全米で、暴力的な犯罪や小売店の窃盗増加を懸念する声が高まっている証拠といえる。