若者による集団窃盗の被害にあった「7-Eleven」、「提案36」への支持表明 常習犯に対する厳罰化求める(10/10)

【ロサンゼルス10日】今週はじめ、若者集団による窃盗の被害にあったハリウッドの「7-Eleven」前で10日、「7-Eleven」のフランチャイズ・オーナーのグループと関係者らが会見を開き、11月の住民投票にかけられる「提案36」への支持を表明した。

 「提案36」は、麻薬と窃盗に関する犯罪者への罰則を強化する内容。この法案が可決されれば、2014年の総選挙で可決された「提案47」の一部が廃止され、州法の改正に伴う罰則の強化につながり、これまで軽犯罪に分類されていたこれらの犯罪が重罪と認められることになる。

 加州の法案によると、950ドル以下の品物の窃盗は通常軽犯罪だが、「提案36」では、過去に窃盗犯罪で2回以上の前科がある場合、重罪となる。

 ハリウッドの「7-Eleven」には8日、年齢16歳から20歳ほどと思われる若者の集団が一気に押しかけて商品やチップなどを盗み、止めようとした店員が負傷した。同店舗のマネージャーによると、同様の集団窃盗は頻繁に起きているが、店員が負傷したのは今回が初めて。

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