事故多発のマリブPCH沿い5カ所にスピードカメラ設置へ 加州知事が法案署名(9/27)

【ロサンゼルス27日】2010年から60人以上が交通事故で死亡しているマリブのパシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)の安全を強化するため、ニューサム加州知事は、ハイウェイ沿いの5カ所にスピードカメラを設置することを認める法案に署名した。27日に発表された。

 このパシフィック・コースト・ハイウェイでは車のスピード違反による事故が相次いでおり、昨年にはペパーダイン大学の学生4人が死亡する大事故が発生し、取り締まり強化への関心が高まっている。

 この事故では、女子学生4人が道路脇に立っていたところへ22歳の男が運転する車が衝突。男は、高速道路沿いの時速45マイルゾーンを時速104マイルで運転していたとされている。

 署名された法案「SB 1297」は、特にスクールゾーンのような危険性の高いエリアでのスピード違反を減らすことを目的とし、マリブではパイロットプログラムとして自動速度取締カメラを5台まで設置する。

 カリフォルニア州運輸局によると、パシフィック・コースト・ハイウェイにはすでに速度フィードバック・レーダー標識、舗装上の制限速度表示などを設置し、ドライバーに減速を警告するストライプの強化、横断歩道の強化などが実施され、これらにすでに420万ドルが投じられたという。

 

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