【コンプトン19日】万引きが横行するコンプトンのライトエイドで、対策強化が開始された。
サウスランドやアメリカ全土で、セキュリティ対策を強化する店舗が増えており、コンプトンにあるライト・エイドは、セキュリティーを極限まで強化している。
ロングビーチ大通りに面したこの店舗では、すべての通路に施錠可能なガラスケースが設置されており、売り物の大半は店員に声をかけ施錠を解いてもらう。
これは、万引き犯が従業員や警備員に危害を与えるリスクを下げ、さらに万引き行為を防止することに効果があるといい、今後多くの店舗で導入される傾向にある。
コンプトンのライト・エイド店について、「店内に入ると異様な雰囲気を感じる。鍵がかかっていないのは飲み物だけで、他の商品にはすべて鍵がかかっている」と来店客は不満を語った。
商品を購入するため、鍵をあけてもらおうとボタンを押して店員を呼ぶと7〜10分ほどで店員が来て、不機嫌な様子で鍵をあけるという。
このような万引き対策はコンプトン店独自のものなのか、カリフォルニア州の他の店舗でもこの措置が展開されるのかは不明。