”ゴミ屋敷”の所有者に逮捕状 1万平方フィート内に車109台放置、有害物質も (8/22)

【サンバレー22日】サンバレーにある、ガラクタ、瓦礫、放置された車、さらには鉛で汚染された土壌で埋め尽くされた土地の所有者にこのほど、命じられていた出廷義務を怠ったことから、判事による逮捕状が出された。

 この”ゴミ屋敷”の所有者はメアリー・フェレラ被疑者で、約5年前にこの土地をめぐる法的措置に直面し、現在も所有者として3つの市条例に違反している。ロサンゼルス郡消防局がこの土地の調査支援のために米国環境保護局を呼んだ数年後も、この土地には、放置された車、車のタイヤ、金属、プラスチック、その他の瓦礫の山が、約1万平方フィート内に散乱したままになっている。

 この所有者は以前、この問題で180日間の禁固刑を言い渡されている。

 米環境保護庁(EPA)の報告書によると、この敷地内には109台の自動車が放置されており、少なくとも8つの土壌サンプルから政府が定めた安全基準を超える鉛、ヒ素、コバルト、銅が検出された。また、敷地内を通るロサンゼルス郡の消防用道路がガラクタの山によって塞がれていることも指摘された。

 EPAによると、フェレラ被疑者は今年初めのタイムズ紙のインタビューで、この土地に住む息子が山火事によるトラウマから物を溜め込むようになり居座り続けている、と説明したという。

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