【ロサンゼルス11日】カリフォルニアのヨセミテ国立公園を訪れる観光客は、手つかずの大自然の中で見事な滝やそびえ立つ岩を見ることを期待している。しかし今、国立公園のレンジャーたちは、あまり好ましくない光景に警告を発している。
国立公園のソーシャルメディア投稿で、使用済みトイレットペーパーと、未使用トイレットペーパーが散乱している写真を公開した。
ヨセミテで最近、使用済みのトイレットペーパーを処理することなく、そのまま捨てて下山する観光客が増えているという。
トイレットペーパーは天候や浸食によって簡単に露出し、動物に掘り返され、分解される前に散らばる可能性があり、動物によっては巣作りの材料にすることもあるという。
ヨセミテのレンジャーは、#LeaveNoTraceメッセージの一環として、あらゆる種類のゴミを含め、持ち込むものはすべて自身で持ち帰るよう訪問者に呼びかけている。
※画像:Yosemite National Park