【ロサンゼルス11日】民主党の間で大統領候補の代替案を模索する話が続く中、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は10日、カマラ・ハリス副大統領の対抗馬として大統領選に出馬することはないと述べ、バイデン大統領への支持を堅持した。
81歳のバイデン大統領に対しては、先の討論会での不振などから、11月に実施される大統領選からの撤退を求める声が高まっており、有力候補としてハリス副大統領やニューサム知事の名前が挙がっている。
ニューサム知事は、バイデン陣営の代表として州を回るツアーから戻った後、サクラメント・マクレラン空港で行われたカリフォルニア州の山火事対応についての記者会見の中、大統領選についての自身の姿勢を再確認した。
10日には、バイデン大統領の盟友で民主党を資金面でも支える俳優のジョージ・クルーニーさんが、年齢を問題視してバイデン氏に大統領選から撤退するよう求めた。