UCLAの新学長にマイアミ大学のフレンク学長が就任 ラテン系初の大学トップに(6/13)

【ロサンゼルス12日】カリフォルニア大学機構の理事会は12日、UCLAの新学長に、マイアミ大学のフリオ・フレンク学長を指名した。

 UCLAの現学長であるジーン・ブロック氏は、2007年以来同大学を率いてきたが、7月末で退任する予定。

 グローバル・ヘルスの専門家でもあるフレンク氏は、ラテン系初の大学トップとなり、2025年1月に就任する。それまでは、UCLAのダーネル・ハント・プロボスト氏が暫定学長を務める。

 フレンク氏は、父と祖父がユダヤ人で、反ユダヤ主義の高まりから逃れるために1930年代にドイツからメキシコに逃れてきた。

 UCLAは、イスラエルとハマスの戦争に端を発した、パレスチナ支持派のキャンパスでの野営やその他の抗議行動への対応で非難を浴びており、フレンク氏の手腕が試される。フレンク氏は、自身が橋渡し役となり、大学や全国の高等教育機関が直面している問題の解決に取り組む意欲を示した。

 ブロック現学長は在任中に成功を収めたが、UCLAキャンパスでのパレスチナ支持派のキャンパス野営や、イスラエルとハマスの戦争に端を発したその他の抗議行動への対応で非難を浴びた。

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