「Diamond Shruumz」製のチョコバーで8人が体調不良、FDAが食べないよう警告(6/11)

【ロサンゼルス9日】FDAは7日、「Diamond Shruumz」ブランドのマイクロドーズ・チョコレート・バーを食べた4つの州の少なくとも8人が体調不良を訴えたとして、このチョコレート・バーを食べないように警告した。

 FDAによると、被害者8人のうち6人は、全国で販売されているこのチョコレートを食べた後、入院が必要となった。被害者の症状は、発作、中枢神経系抑制、興奮、心拍数異常、高血圧・低血圧、吐き気、嘔吐など様々。このチョコレート・バーを販売している小売業者の全リストは不明だという。

 FDAは現在、症状が出る原因の究明に取り組んでいる。製造元のウェブサイトによると、このチョコレートバーは 「向精神薬と機能性キノコのプリモ独自のブレンド」で作られているとあり、関連性を捜査中。この商品は、オンラインや小売店で購入でき、キャンディとして販売されているため、子供や10代の若者への購入を促す可能性があると注意を呼びかけた。

 FDAは2022年、向精神薬について「未承認の製品を “スマートドラッグ “や “認知機能強化剤(cognitive enhancer)”として販売するために広く使われている用語」と説明した。親やケアギバーは、この勧告にある情報を子供と話し合うことを検討し、この製品が子供や若者に飲用されないよう細心の注意を払うべき、とアドバイスした。

 これまでに被害者が出た州は、インディアナ、ネバダ、ペンシルバニア、アリゾナの4州。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。