世界最大の樹木「ジェネラル・シャーマン」が研究者により健康チェック セコイア国立公園(5/24)

【セコイア24日】火曜日、樹齢2,200年で世界最大の木である「ジェネラル・シャーマン」が研究者たちにより健康チェックを受けた。

古代森林協会のアンソニー・アンブローズ事務局長によるとジェネラル・シャーマンは現在大きな問題もなく、健康だ」と語った。

世界中から観光客が訪れるセコイア国立公園を象徴する、高さ85メートル(275フィート)のセコイアの木に研究者が登ったのは初めてのことだった。

地球最大の生物であるジャイアント・セコイアは、この種が自生する唯一の場所であるカリフォルニア州西部のシエラネバダ山脈で、何千年もの間生き延びてきた。

しかし、気候がより暑く乾燥するにつれ、これまでほとんど不滅と考えられていたジャイアント・セコイアが、猛暑、干ばつ、山火事によってますます脅かされるようになっている。

2020年と2021年、記録的な山火事によって、世界に7万5千本ある成熟したセコイアの20パーセントが枯死したと、公園当局は発表した。

「ジャイアント・セコイアにとって最も重大な脅威は、気候に起因する山火事です」と、セーブ・ザ・レッドウッズ・リーグのスチュワードシップ&修復ディレクター、ベン・ブロムは言う。

また、研究者たちは、過去には深刻な脅威とならなかったキクイムシへの懸念を強めている。

キクイムシはカリフォルニア原産で、何千年もの間セコイアと共存してきた。しかし、樹木を枯らすようになったのはごく最近のことだ。科学者たちによると、カミキリムシの蔓延によって枯死したセコイアの木を、主に国立公園内で最近約40本発見したという。

※画像:General Sherman Tree is at the north end of Giant Forest.

Alison Taggart-Barone

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