ロサンゼルスの空気質、いまだ全米で最悪  温暖気候と排気ガスが関与(5/2)

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【ロサンゼルス2日】米国肺協会の報告から、ロサンゼルスは米国で最悪のオゾンレベルであり、最も汚染された5都市のうち4都市がカリフォルニア州にあることがわかった。

 2024年の報告書「State of the Air」では、ロサンゼルスに続き、オゾンのレベルが最も悪い都市圏として、ビサリア、ベーカーズフィールド、フレズノが挙げられている。交通渋滞は、いわゆる「悪玉オゾン」の主な原因と考えられており、肺の細胞を傷つけ、呼吸障害を引き起こす可能性がある。

 悪玉オゾンは、大気圏上層部に自然に発生し、人々を紫外線から守る「善玉オゾン」とは区別される。環境保護庁は、悪玉オゾンは特に「暑い晴れの日」に有害であるとしている。

 一方、短期的な微粒子汚染が最もひどい都市と、年間平均の微粒子汚染が最もひどい都市もリストアップされ、ベーカーズフィールドは両方のリストのトップだった。大気の質を測定する3つのリストすべてにおいて、カリフォルニア州の都市が上位10都市の大半を占めている。

 ただ、ロサンゼルスの大気は若干の改善を見せている。微粒子汚染の年平均値は昨年の報告書より減少し、これまでで最低のレベルに達した。2000年と比較すると、市内に住む人々が不健康なオゾンレベルにさらされる日数は年間平均で55日減少した。

 それでも、アメリカ肺協会は最新の報告書の中で、いくつかの気になる変化も示している。その一つは、昨年以来、全米で空気の質の悪い場所に住む人の数が顕著に増加している点。報告書によれば、推定1億3120万人(米国に住む人々の約39%)が、オゾンレベルと微粒子汚染の等級が不合格の場所に住んでいる。 これは、昨年の報告書と比較して、不健康な空気を吸っている人が1,170万人増えたことになる。

 環境保護庁によると、微粒子汚染は喘息や心臓病などの健康状態に関連しており、火災、建設現場、煙突などから発生する。

 微粒子汚染が最もひどい25都市はすべてアメリカ西部に位置している。

 米国西部とカナダで発生した山火事が、微粒子汚染が報告される日数と場所の増加の「主な要因」である、と報告書は述べている。

 カリフォルニア州の大気質が全米で最も悪いのは、他の気象条件も関係している。特に南カリフォルニア地域は、温暖な気候と燃料の排出による有害な汚染物質が組み合わさっているため、以前から特にオゾンレベルが悪化しやすい。報告書によれば、「気温の上昇、乾燥した晴天」が、報告されている不健康なオゾン日の数に寄与している。

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