UCLAのデモ抗議で200人以上を逮捕 警察がテント撤去(5/2)

【ロサンゼルス2日】UCLAの校内警察によると、UCLAキャンパス内の親パレスチナ派の野営地で2日、デモ隊が警官隊に抵抗したため、200人以上が逮捕された。

 当局がこの野営を「不法集会」と断定し、1日の午後6時にデモ隊に対して解散通告を行った。この警告にもかかわらず、デモ参加者と警官のにらみ合いは約9時間続いた。2日午前2時45分頃、機動隊装備の警官数百人が野営地の周囲を突破し、デモ隊とその支持者の激しい抵抗に遭いながら逮捕を開始した。

 警察隊は、テントを撤去しながら何十発もの閃光弾を発射したもよう。午前4時頃、警官隊は野営地の東側前線をほぼ解体したが、数百人の抗議者たちは抵抗の姿勢を崩さず、腕を組んで列を作り、同じく長い警官隊の列と対峙した。

 UCLA側によると、野営地内に残っている学生は退学処分を受ける可能性があり、大学職員は解雇、UCLAと無関係の人は軽犯罪法違反の刑事責任を問われる可能性があるという。

 UCLAの2日と3日の授業はすべてリモートで行われ、大学関係者はウェストウッド・キャンパスでの業務は “制限される”と述べた。職員は 可能な限りリモートで仕事をするよう奨励された。 

 

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