UCLAのデモ抗議5日目、学生と教職員ら約100人がウォークアウト(4/29)

【ロサンゼルス29日】全米各地の大学で親パレスチナデモが激化する中、UCLAでの抗議行動は29日で5日目に突入。キャンパス内の芝生にはテントが張られ、29日正午過ぎにはデモ隊の呼びかけに応じた学生と教職員ら約100人がクラスからウォークアウトし大学側に抗議を示した。

 テントが張られた野営地はフェンスで囲まれ、チェックイン・ステーションが設けられるなどして誰もが自由にアクセスできない状況。デモ参加者が手にするポスターには、「Faculty for Justice for Palestine”(パレスチナのための正義を求める教職員)」「UCLA Faculty and Staff, We Stand With Our Students”(UCLAの教職員、私たちは学生とともに立ち上がる)」「Walk out for Gaza”(ガザのためにウォークアウトを)」などと書かれていた。

 28日には、キャンパス内で新パレスチナ派と親イスラエル派のデモ隊が衝突する場面もあり、緊迫した状況が続いている。28日以前には、UCLA側は、キャンパス内でのデモ隊の活動はほとんど平和的なものであり、キャンパス内の活動を妨げることはなかった、と発表していた。

 UCLAの親パレスチナデモを組織する「Palestine Solidarity Encampment」は、USCと同様に、イスラエルと関係のある企業からのUCおよびその財団への資金の流入の停止や停戦などを求めている。

 29日には、UCのアーバイン校とリバーサイド校でも抗議キャンプが張られた

 

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