【ロサンゼルス16日】ロサンゼルス市の「Board of Recreation and Park Commissioners」は先週、公共のゴルフ場でスタート時間(tee time)を転売するブローカーの行為が横行していることから、各ゴルファーに10ドルのtee timeリザーブ料金を課す試験的なプログラムを実施することを決めた。
この10ドルは、支払ったゴルファーのクレジットになる。
例えば、市内の公共ゴルフ場で通常35ドルを支払いプレイするゴルファーの場合、前もってコースの予約に10ドルを払い、tee timeのチェックイン時に残りの25ドルを支払うことになる。キャンセルする場合はリファンドはない。また、そのゴルファーが予約時間に現れなかった場合、追加で10ドルが課される。この試験的プログラムでは、予約時にクレジットカードの使用が求められる。
tee timeを転売するブローカーのネットワークがあるといい、特に人気があるグリフィスパークやランチョパークの市営コースでスロットを売り利益を得ている。タイムス紙の取材に応じたブローカーの男性は、この方法でひと月に数千ドルの稼ぎがあると証言した。