ロングビーチ市に新条例、公立図書館に危険なホームレスらの出入り禁じる権限与える(3/21)

【ロングビーチ20日】ロングビーチ市議会は、それぞれの公立図書館に、ホームレスなどの危険人物の出入りを禁じる権限を与える新たな条例を可決した。市内の図書館では、ホームレスの危険な行動に一般の利用者が脅かされる事件が相次いでいた。

 出入りを禁じる危険な行為には、迷惑行為、騒音、悪臭、健康・衛生上の危険、施設の利用を妨げる可能性のある所有物の持ち込みなどが含まれる

 ロングビーチ市法務官によると、違反者は最長で1年間その図書館への出入りが禁じられる可能性があり、図書館から出る申し出に従わなかったり戻ってきたりした場合は、1,000ドルの罰金とともに軽犯罪に問われる可能性がある。

 これに対しホームレスの擁護者らは、この新条例がホームレスの犯罪を悪化させるとして反対した。図書館は暑い時や寒い時に避難場所となり、トイレを利用したり、携帯電話や電子機器を充電する場所として地域社会に利用されるべきとの声が出た。

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