【ロサンゼルス12日】Crosstown L.A.のレポートによると、ロサンゼルスにおけるヘイトクライムは増加しており、2023年だけで17%増加しているという。
ロサンゼルスに住む黒人が多く被害に遭っているが、10月のハマスによるイスラエル攻撃とそれに続くガザ紛争の後、劇的な急増がユダヤ人コミュニティに影響を与えた。
ロサンゼルス市警のヘイトクライムコーディネーター、オーランド・マルティネス刑事は、この戦争によって報告されたヘイトクライムが「非常に増えた」と語っている。
2023年10月、ロサンゼルス市は41件の反ユダヤ犯罪、11件の反アラブ犯罪、3件の反イスラム犯罪を集計した。
10月に報告された憎悪犯罪は108件で、この10年間のどの月よりも多かったという。
2023年の増加率は、2022年の18%増に匹敵する。この年は、黒人やユダヤ人のコミュニティに加えて、アジア系アメリカ人が不釣り合いに標的にされ、彼らに対するヘイトクライムは過去2番目に高いレベルであった。