トーランスの郵送施設からカメ密輸した香港の男を起訴 国際的業者と関係か(3/12)

【ロサンゼルス11日】米司法省はこのほど、密売したカメを香港の自宅へ郵送した中国人のSai Keung Tin(53)を起訴した。

  Tin被告は、Ji Yearlongという名前を使い40匹のトウブハコガメ(eastern box turtle)を香港の自宅へ密輸した罪など4件の罪で起訴されており、司法省によると、トーランスの国際郵便施設で4つの小包に詰め込まれたカメが発見された。それぞれの箱には8匹から12匹のカメが、すべて靴下に詰め込まれた状態で発見された。トウブハコガメは中西部に生息する保護動物。  

 Tin被告は2月25日にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で逮捕された。当初はブルックリンの裁判所に出廷していたが、数週間以内にロサンゼルスの裁判所に移送される予定。

 捜査当局は、Tin被告が、国際的なカメの密輸業者として有罪判決を受けているJuntao Kang受刑者と関係があるとみて捜査を行っている。

 司法省は、 Kang受刑者が225万ドル以上に相当する1,500匹のカメの密輸を手助けしたとみている。 Kang受刑者はマネーロンダリング容疑で有罪を認め、連邦刑務所での38ヶ月の禁固刑を言い渡された。

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