テスラ 220万台リコール 今回問題となったのは「警告灯の表示文字の大きさ」(2/6)

【ロサンゼルス6日】ロイターによると、米電気自動車テスラは警告灯の表示問題が理由で、アメリカで販売された220万台をリコール(無償修理)するということだ。これは米道路交通安全局(NHTSA)が2月2日明らかにした。米国内のほぼすべてのテスラ車がリコール対象になる。

 テスラは昨年12月にも、高度運転システム「オートパイロット」をめぐる問題で、過去最大となる約203万台のリコールをおこなった。今回はそれを超える規模となる。

 今回問題となったのは、警告灯の表示文字の大きさ。NHTSAは「フォントサイズが小さい警告灯は、計器パネル上の重要な安全情報を読みづらくし、衝突のリスクを高める可能性がある」としている。 今回のリコール対象は、モデルS、モデルX、2017-23年のモデル3、モデルY、24年のサイバートラック。

 テスラは1月23日からソフトウェアの更新作業を開始している。リコールといっても車両を持ち込む必要はなく、ソフトウェアをネット経由で更新し、車載システムの不備を修正するかたちで進めるということだ。

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