90年代に陸上部コーチからレイプ、ポモナ高校の元生徒に3,500万ドルの損害賠償(1/25)

【ロサンゼルス24日】ロサンゼルス郡高等裁の陪審は23日、ポモナ高校の元女子生徒が16歳だった1997年に、ネバダ州で開催された学校の陸上大会で元コーチのハーマン・ホプソン被告にレイプされたと訴えていた裁判で、元女子生徒に3,500万ドルの損害賠償を支払うよう言い渡した。

 この元女子生徒は現在40代で、同様の被害を訴えるポモナ高校の元女子生徒8人のうちの一人。原告らは過去2年間で、ポモナ統一学校区と、ポモナ高校でコーチをしていた複数の男性を性的グルーミング、性的虐待、レイプを含む被害で訴えており、これら男性コーチの何人かは現在も他校でコーチを務めているという。

 他に訴えられているのは、ウォルナットのマウント・サンアントニオ・カレッジで現在女子バスケットボール部のコーチを務めるブライアン・クリクロウ被告、デリック・ピュー被告、ガネーシャ高校の女子バスケットボール部のコーチを務めていたヴィンセント・スパーリン被告など。

 今後、別の原告らに対しても、被告に損害賠償の支払いが命じられる可能性がある。

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