【ロサンゼルス25日】ロサンゼルス市議会議員のユーニセス・ヘルナンデス氏は水曜日、ドジャー・スタジアムのゴンドラ・プロジェクトを一時停止するよう求める動議を提出した。
ヘルナンデス議員は、LAART(Los Angeles Aerial Rapid Transit)として知られるゴンドラ・システムの工事は、ロサンゼルス交通局(LADOT)が交通とアクセシビリティのアセスメントを完了するまで中断すべきだと述べた。
「ドジャー・スタジアム周辺の地域は、スタジアムでの年中行事が増えることによる交通渋滞や公害の増加の負担をすでに負っている」とヘルナンデス氏はニュースリリースで述べた。
ヘルナンデス氏は動議の中で、ゴンドラがスタジアムの交通が周辺地域に与える影響に対して「確実な解決策」になるか否かを判断するための新たな調査を求めている。
このゴンドラは、ドジャースの元オーナー、フランク・マコート氏と息子のドリュー氏が発案したもので、彼の会社が私的に資金を調達してシステムを建設し、メトロが物流計画を担当する。
この提案は地元企業や交通活動家から支持を集めているが、ゴンドラの通り道の下に家を持つ人々からも同様に反対を受けている。
※画像:メトロ