21年ぶりの快挙となるか スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』アカデミー賞ノミネート決定(1/24)

【ロサンゼルス23日】1月23日アカデミー賞のノミネート発表がおこなわれ、長編アニメ映画賞部門にスタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)が選出されたことが明らかになった。

同部門には『君たちはどう生きるか』をはじめ、井上雄彦監督の『THE FIRST SLAMDUNK』、立川譲監督の『BLUE GIANT』、原恵一監督の『かがみの孤城』、新海誠監督の『すずめの戸締まり』の5作品が日本から候補作として挙がっていたが、今回は『君たちはどう生きるか』のみのノミネーションとなっている。もしスタジオジブリ作品の受賞となれば、2003年の『千と千尋の神隠し』(第75回アカデミー賞)以来、実に21年ぶりの快挙となる。

アニメ映画部門にはこのほかに『マイ・エレメント』『スパイダーマン;アクロス・ザ・スパイダーバース』『ニモーナ』『Robot Dreams』(原題)がノミネートされている。

また視覚効果賞にゴジラ生誕70周年記念映画『ゴジラ−1.0』(山崎貴監督)、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)に役所広司主演の映画『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)がノミネートされていることもあわせて知っておきたい。

第96回アカデミー賞の結果発表は2024年3月10日(LA時間)におこなわれる。非常に楽しみだ。

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