【カリフォルニア18日】カリフォルニア州保健当局は、COVID-19陽性者の隔離ガイドラインを短縮し、重症化の危険性が最も高い人々に重点を置くと同時に、学校や職場への混乱を最小限に抑えることを目指している。
1月9日現在、COVID-19が陽性であっても症状が軽く、投薬なしで発熱がない人は、1日の隔離の後、学校や職場に戻ることができる。
以前は5日間の隔離が推奨されていた。
カリフォルニア州公衆衛生局は、隔離期間１日にした理由としてワクチン接種や自然感染による広範な免疫のため、COVID-19による影響が以前に比べて減少し、感染者が治療を受けやすくなったことが原因だと声明で発表した。
現在、州の方針と優先的な対策は、重症化するリスクの最も高い人々を守ることに集中しているといい、以前の隔離勧告は、国民がほとんど免疫を持っていないウイルスの蔓延を抑えるために実施されたもので、パンデミック時には、医療システムを圧倒するほどの大量の入院と死亡をもたらした。
更新されたガイドラインによれば、保健当局は依然として、COVID-19の陽性反応が出た人はマスクを着用し、重症のCOVID-19に感染するリスクの高い人との接触を避け、必要であれば治療を受けることを勧めている。COVID-19の予防接種も保健当局は依然として推奨している。