13%利用増加のメトロ、電車の運行本数を増やし、深夜運行も拡大へ(12/6)

【ロサンゼルス5日】ロサンゼルス郡都市圏交通局はこのほど、電車利用者の要望に応えるため、運行本数を増やし、一部の路線では遅い時間帯の電車を追加すると発表した。

 同局は、12月10日からのダイヤ改正を実現するために、この一年半の間に1,000人以上を新たに雇用し利用者からのフィードバックに応える努力をしてきたという。メトロCEOのステファニー・ウィギンズ氏は、「今年度、電車の利用者は約13%増加しており、平日の午前5時から午後7時まで、ライトレール・システム全体で次の電車までの運行間隔が10分以内のサービスを提供している」と話した。

 電車AラインおよびEラインでは、平日のピーク時間帯(午前5時~9時、午後3時~7時)は、現行の10分間隔から8分間隔に変更。平日昼間および土曜・日曜の電車は、現行の12分間隔から10分間隔に変更される。また、夜間ダイヤに各方面2本が追加され、平日・週末ともに毎晩40分延長される。

 電車CラインおよびKラインでは、平日昼間の運行は、従来の12分または15分間隔から10分間隔になる。土曜・日曜のCラインの運行も、従来の15分間隔から10分間隔になる。2024年5月まで、CラインとKライン、および2024年後半に開業予定のロサンゼルス空港/メトロ・トランジット・センター駅を結ぶための工事と試験が行われるため、Kラインの電車は土曜日と日曜日に20分間隔で運行される。 Kラインの週末の運行本数は、これらの工事が完了次第、10分に増加する予定。

 メトロはまた、定時運行を改善するためのダイヤ調整や、利用者数が増加した路線に余裕を持たせるための一部路線の増便など、いくつかのバス路線にも変更を加えている。2023年9月現在、平日6路線、土曜日14路線、日曜日24路線のメトロバスが、コロナパンデミック前の利用者数を上回っている。少数の路線では、目的地や他の路線への接続をより便利にしたり、工事の影響に対処するための路線変更を実施している。新しいバス時刻表のリストは、https://mybus.metro.net/en/で入手できる。

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