2022年の自動車死亡事故の原因は「パンデミックが一因」リバーサイド警察(12/1)

【リバーサイド1日】リバーサイドの警察は、近年の自動車事故の死亡者が増えていることについて、その原因などを発表した。

捜査当局によれば衝突事故は、脇見運転、スピードの出し過ぎ、薬物やアルコールの影響下にあるドライバーなどが多くを占めるという。

しかし、最も大きな影響を与えたのはCOVID-19の流行であるという。

「私たちは全米で死亡率が上昇しているのを目の当たりにしてきました」。リバーサイド警察のライアン・マクヒュー刑事は言う。COVIDが蔓延した際、多くの捜査機関がドライバーとの接触を最小限にするよう指示されたからだ。

パンデミック禍で人々はリモートワークなどにより、外出を極力避けたため。運転をする機会が劇的に減った。そのため、運転に不慣れになり、運転技術が下がり危険な運転も増えたが、取締りは行われなかった。2020年後半から2021年にかけて、人々が再び運転するようになると、死亡事故や衝突事故が増加したという。

リバーサイド市では、2022年に39人が自動車事故で死亡したと捜査当局が発表した。これは記録をはじめて以来、1年間で最も多い数だという。

2023年現在、リバーサイドでは自動車衝突による死亡事故が22件発生しているという。

警察によると、パンデミック中に比べ、ドライバーたちの運転技術やマナー向上されていることと、警察も取締りのレベルを上げていることが要因とみている。

リバーサイド警察では、飲酒運転の危険性について人々に伝える、速度超過や赤信号無視を厳しく取り締まる、飲酒運転検問所や教育プログラムを実施し、安全対策に取り組むという。

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