Gills Onions社のカット済みタマネギ製品をリコール 22州でサルモネラ感染(10/25)

【ロサンゼルス24日】カリフォルニア州オックスナードにある「Gills Onions社」が販売した、さいの目に切ったイエロー・オニオン、レッド・オニオン、オニオン・アンド・セロリ、およびミルポワとして知られるオニオン、セロリ、ニンジンのミックスのパッケージが、サルモネラ中毒の集団発生によりリコールされた。

 米国食品医薬品局(FDA)によると、リコール製品の使用期限は2023年8月で、これらの製品はもう店頭では販売されていないが、冷凍庫にこれらの製品、あるいはそれを使った食品があるかもしれないとして、消費者に対し、これらのタマネギを使用した食品を食べたり、販売したり、提供したりしないよう呼びかけた。

 米国保健当局は24日、これらの袋詰めされた玉ねぎに関連したサルモネラ中毒の集団発生により、22州で少なくとも73人が罹患、うち15人が入院したと発表した。

 ダイスオニオン製品は、米国およびカナダの外食業者やその他の施設、アリゾナ州、カリフォルニア州、アイダホ州、モンタナ州、オレゴン州、ワシントン州の小売店で販売された。小売店にはStater Bros.、Bashas’ market、Smart & Final、Chef’sの各店舗が含まれる。

 サルモネラ中毒は、特に5歳未満の子供や高齢者、免疫力の低下した人に深刻な病気を引き起こす可能性がある。感染の症状は通常、汚染された食品を食べてから12時間から3日以内に起こり、下痢、発熱、腹部のけいれんなどがある。

 FDAと米国疾病予防管理センター(U.S. Centers for Disease Control and Prevention)の職員は、感染源を特定するため、他の製品が病気に関連しているかどうかなどを含めて調査している

※画像:FDA

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