LAのギャラリーから江戸時代の仏像盗難、受け取った男を逮捕(9/28)

【ロサンゼルス27日】今月18日の早朝に、ウエスト・ハリウッドのギャラリー「Barakat Gallery」(900 N. La Cienega Blvd)から、150万ドル相当の江戸時代の仏像が盗まれた事件で、ロサンゼルス市警は、盗まれた仏像を受け取った関係者として、ジャスティン・リヴィック容疑者(44)を23日に逮捕したと発表した。仏像を盗んだ犯人はまだみつかっていない。 

 同ギャラリーのウェブサイトによると、盗まれた仏像は重さ250ポンド(約113キロ)、高さ約4フィート(約121センチ)で江戸時代のもの。画家Iinuma Tadazou氏の作品で、”碑文から判断すると、この作品はかつてYudo-no-San Templeに安置されていたようだ”との説明がある。

 仏像が盗まれたとの通報を受けて警察がギャラリーに駆けつけたのは18日の午前10時半頃。監視カメラの映像には、容疑者一人が移動用トラックのようなものでギャラリーに乗り付け、ゲートを壊して侵入し、台車を使って像をトラックに積んで走り去る様子が映っている。

 「Barakat Gallery」は、ロンドン、ソウル、香港にも店舗があり、2017年にロサンゼルス店をオープンした。

 盗まれた仏像に関する情報はロサンゼルス市警まで、1 (877) 275-5273。

 

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