Kraft Heinzがスライスチーズをリコール 包装フィルムがはがれず窒息の危険性(9/20)

【ロサンゼルス20日】「Kraft Heinz」は19日、8万3,800ケースのスライスチーズを自主回収すると発表した。チーズを個々に包装しているプラスチックがうまくはがれずに誤って食べる可能性があり、窒息の危険性があるため。

 「Kraft Heinz」は声明で、「当社の包装機の一台で一時的な問題が発生し、包装紙をはがした後、個々のフィルムの薄い帯がスライスに残る可能性があるため、むせたり窒息したりする危険性があるため、予防措置として行うもの」とリコールの理由を説明した。

 リコールの対象は、「Kraft Singles American Pasteurized Prepared Cheese」で、使用期限が2024年1月10日から2024年1月27日の16オンス入りと、使用期限が2024年1月9日から2024年1月13日の3ポンド入り。

 「Kraft Heinz」によると、このリコール商品に関しては、喉に詰まらせた、あるいはむせ込んだという消費者からの6件の苦情を含め、プラスチックがスライスに付着しているのを見つけたという苦情を数件受けており、これによりこの問題が発覚した。怪我や深刻な健康被害は報告されていないという。

 影響を受けたスライスチーズを包んでいた機械はすでに修理され、他のすべての加工機械は「徹底的に検査された」と同社は述べた。該当商品を購入した顧客は消費せず、購入店に返品または交換して払い戻しを受けるよう求めている。

※画像:Kraft Heinz
 

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