グリズリーの個体数増加とともに増える被害。イエローストーン近郊でもクマと遭遇した疑いのある女性が遺体で発見(7/24)

【イエローストーン24日】当局によるとイエローストーン国立公園付近で、熊に襲われたとみられる女性の遺体が発見された。

モンタナ・フィッシュ・ワイルドライフ&パークスによると、女性の遺体は土曜日の朝、モンタナ州ウエスト・イエローストーンの西にあるバターミルク・トレイルで発見された。当局によると、現場にはグリズリーの足跡があった。

ABCニュースの報道で、被害者がカンザス州ダービーに住むアミー・アダムソン(47)さんであることが判明した。

野生動物当局によると、人間の安全を考慮し、カスター・ギャラティン国有林はバターミルク地域の緊急閉鎖を実施した。閉鎖地域はウエスト・イエローストーンから約8マイルのところに位置する。

モンタナ・フィッシュ・ワイルドライフ&パークスは声明の中で、グリズリーの個体数は近年増加していると述べている。

先月、アリゾナ州で66歳の男性がクマに襲われ死亡している。

コロラド州公園野生生物局によると、クマに関連した別の事件として、7月11日、コロラド州サンファン国有林で35歳の羊飼いの男性がツキノワグマに襲われた。

モンタナ州フィッシュ・ワイルドライフ&パークスは、クマが出没する地域でアウトドアに出かける人は、いくつかの予防策を講じるよう提案している。

・熊よけスプレーを携帯し、使い方を知っておくこと。
・可能な限りグループで行動し、日中の外出を計画する。
・死骸のある場所や、カラスやその他の獲物 が集まっている場所を避ける。
・クマの糞、掘った跡、丸太の裂け目、ひっくり返っ た岩、一部食べられた動物の死骸など、クマの 兆候に注意する。
・特に沢の近くや、聴覚や視界が制限され る深い森の中では、クマに存在を知らせるた めに音を立てること。
・クマに近づかないこと。

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