らら三郎(ららら編集部)
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継父から性的虐待を受けた過去
ニコール・キッドマン、ベガスで粋な行動
ニコールキッドマンがベガスに現る!その理由は?
56歳の誕生日を迎えた女優ニコール・キッドマンが、6月23日(金)に、ラスベガス・コンベンションセンターで開催中の自動車オークションに登場して話題になりました。
キッドマンは、自身の誕生日を祝うため、夫のキース・アーバンとともに6月21日(水)プラネット・ハリウッドを訪れ、その翌々日の金曜日にラスベガス・コンベンションセンターで開催されている世界最大級の自動車オークション「バレット・ジャクソン」を訪れました。『LAS VEGAS REVIEW-JOURNAL』によると、アーバンはバレット・ジャクソンのオーディションを録画することで知られる大の車好きだそうです。
40万ドルで落札
そこでは、アメリカの自動車ブランドであるダッジが製造した「ダッジ・チャージャー・SRTデーモン170」が出品されていました。その売り上げが、性的虐待の被害を受けた児童を救済する慈善団体に全額寄付されることを知ったキッドマンは、翌日に再び会場を訪れ、その車を40万ドル(約5700万円)で落札しました。
継父から性的虐待
この慈善団体は、9歳のときに継父にレイプされたクリスティという少女に触発され、1994年に設立された団体で、このチャリティの存在を知ったキッドマンは、この車へのオークションへの参加を志願し、クリスティの慈善団体のCEOであるアマンダ・アルトマンとともにメインステージに登場し、落札したというわけなのです。
ところが、話はこれで終わりません。キッドマンは同じ車をすぐに出品し、当初の落札価格より引き下げ、別の人が30万ドル(約4300万円)で落札したのである。キッドマンはその売り上げを同じ団体に寄付したため、合計70万ドル(約1億円)が寄付されることになりました。つまり彼女は、この慈善団体のために70万ドルを一瞬にして集めたというわけです。キッドマンは、「バイヤーは私がやっていることを知らないでしょうね。あとで私が売り主だと気づくでしょう」と。キッドマン自身も継父から性的虐待を受けた過去があり、こういった被害者が出ないためにも、何か行動をする必要があると感じていたと語っています。