【ロサンゼルス22日】メトロ理事会はこのほど、トランスポンダーなしでFWY10号線と110号線の高速レーン(express lanes)の利用を恒久的に合法とすることを決議した。
この提案は、2018年にロサンゼルス郡のジャニス・ハーン参事が提出したもので、高速レーンを使うすべてのドライバーを250ドルの罰金の対象外とする現行のモデルの代わりに、使った分だけ支払う「従量制(pay-as-you-go)」にするというもの。
これまでは、各ドライバーはメトロから40ドル~50ドルのトランスポンダーを、25ドルのセキュリティ・デポジットとともに支払い購入していた。違反車はトランスポンダー検問所の下に設置されたカメラでナンバープレートが撮影され、その後に罰金を郵便で受け取っていた。今後は、すべてのドライバーはレーンを利用することができるようになり、郵送で送られてくる渋滞通行料と少額の手数料を支払うだけになる。
この試験的なプログラムは2019年に制定され、メトロがまとめたデータによると、違反取り締まりのリスクがなくなった後、90万人以上がトランスポンダーなしでエクスプレスレーンを利用した。
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